マンション管理の業界紙において、昨年から検討されている標準管理規約の改正記事が掲載されていましたので、参考までに要点を転載します。
国土交通省は11月、マンション標準管理規約改正案に関する約1ヵ間のパブリックコメントの意見募集を締め切った。
概算で意見数合計約500件、意見提出者数(団体含む)だった。
改正時期については「年内を目指しつつ、管理組合の総会シーズンまでには間に合わせたい」(佐藤室長)と話している。
2011年の前回既約改正時における結果は、意見総数451件、意見提出者数135件(団体含む)。
前回と比べ、コミュニティ条項を巡る賛否などで注目数は高いように思われるが、実数では意見総数で1割増加である。
マンション管理適正化指針の改正案では管理組合によるコミュニティ形成を推奨する一方、
標準管理規約改正案ではコミュニティー条項が削除されるといった混乱を招きそうな部分について、どう最終決着を図るのか、同省の価値判断が示される